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コブレンツ国防技術博物館に展示されていた兵器(2)

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コブレンツ国防技術博物館には、前のブログ記事にも書いたように戦車の展示は少なかったが、大砲、機関銃、小火器の展示物は多かった。

 

コブレンツ国防技術博物館は広さがムンスター戦車博物館の半分以下なので、大きな戦車の展示は少なかった。しかも、展示されてる戦車は第二次世界大戦以後の戦車とエンジン部分だけの展示が多かったので、戦車が好きな人には向いてる軍事博物館ではない。写真上は戦艦「ビスマルク」の副砲として使用された15センチ砲。でも、ビスマルクの残骸から引き揚げれた本物ではなくて、他の場所で使用されていたものである。

 

戦艦「ビスマルク」の主砲の砲弾と、自走臼砲「カール」の砲弾はとても興味深い展示物だった。でも、レプリカかもしれない。

 

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興味深かった展示物は戦艦「ビスマルク」の38センチ主砲の砲弾と、自走臼砲「カール」の60センチ砲弾である。上の2枚の写真がそれである。でも、当然ながら2つの砲弾とも信管を抜いたものであり、しかも、レプリカなのか本当に第二次世界大戦中に使用されていたものなのかはよくわからない。でも、実際にこれらの砲弾を近くで見るといかに砲弾が大きくて、砲弾が命中したら大きな鉄で出来た軍艦でも撃沈されたのがよくわかる。実際に戦艦「ビスマルク」の38センチ砲弾は、一発の命中で英戦艦「フッド」を轟沈している。臼砲「カール」の方は、東部戦線で1941年から1942年夏まで続いたセヴァストポリ要塞攻略に投入された。

 

 

第二次大戦の同盟国への礼儀なのか、日本軍の銃器も少数が展示されていた。ドイツ連邦軍の軍事博物館で旧日本軍の銃器を見物できたので、ちょっと感動した。

 

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上の2枚の写真はこの博物館に展示されていた旧日本軍の機関銃類である。上の写真が海軍の軍艦に取り付けられていた25ミリ機関砲であり、下の写真は陸軍の銃火器である。旧陸軍の銃火器にはあまり詳しくないのでよくわからないしよく覚えていないが、一番奥が軽機関銃であり、真ん中が対戦車ライフルで、手前が重機関銃の銃身という説明が書いてあったと思う。ドイツの軍事博物館に旧日本軍の兵器が展示されているとは予想してなかったので、ちょっと感動もした。でも、ナチスドイツ軍の兵器、銃火器が連合軍と互角に撃ち合えるものが多かったのに対し、特に旧陸軍の銃火器はあまり高性能のものがなくて、昭和20年6月に終わった沖縄戦まで日本軍は圧倒的に優秀な連合軍の火力と物量攻勢の前に、防御するしかなかったことがよくわかる展示物でもあった。

 

 

こちらがコブレンツ国防技術博物館のサイト。ドイツ語版と英語版しかない。

 

www.vffwts.de