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コブレンツ国防技術博物館に展示されていた兵器(1)

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このブログ記事では、コブレンツ国防技術博物館に展示されていた兵器を紹介する。ここの博物館は恐らくドイツ国内の軍事博物館では最もアクセスが良くて、ライン川下りの拠点であるコブレンツ市にある。

上に書いたように、このブログ記事ではドイツ西部のコブレンツ市にある、「コブレンツ国防技術博物館」に展示されてる兵器類を紹介する。この博物館は非常にアクセスが良くて、ドイツ観光でも人気があるライン川下りの拠点であるコブレンツ市にあり、コブレンツ駅からタクシーで10分ほどの位置にある。徒歩でも行ける距離である。この軍事博物館もムンスター戦車博物館のようにドイツ連邦軍の管理下にあり、「近代現代におけるドイツと世界の軍事技術の発展の展示」が目的なので、世界各国の軍事技術の展示が許されている。だが、当然ながら「ヒトラーの私兵」とドイツ政府が見なしている親衛隊の展示は許可されていない。

 

写真上は、ナチスドイツ軍の第二次世界大戦初期の電撃戦で活躍をした8輪重装甲無線車[Sd Kfz 232]である。武装は20ミリ機関砲と7.92ミリ機銃である。主に装甲偵察部隊に配置されて、ドイツ装甲部隊の指揮をとった。

 

ここの軍事博物館の展示物はスペースが狭いことから戦車の展示は少ないが、大砲、機関銃、小火器類の展示物は多い。日本陸軍の銃の展示もあった。

 

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写真上は8トンハーフトラック(Sd Kfz 7)の後部に20ミリ4連装対空砲を搭載した対空自走砲である。第二次世界大戦のドイツ軍の歴史に詳しい人ならわかると思うが、連合軍に制空権を取られた大戦末期のドイツ軍は、多くの戦車、トラックの車体に対空砲を搭載して、連合軍の空からの攻撃に備える必要があった。模型にもなっているので、よくわかると思う。4連装対空砲は連合軍空軍から「肉切り4丁」と呼ばれて恐れられた。

 

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写真上はアメリカ軍のM16対空自走砲。M3ハーフトラックの後部に、M2重機関銃4丁を取り付けたものである。第二次世界大戦末期にはアメリカ軍が制空権を握っていたので、この対空自走砲は対航空機よりもむしろ対歩兵攻撃で活躍した。この対空自走砲がドイツの軍事博物館に展示されているのは、戦後、西ドイツ軍で使用されたからである。また、戦後は自衛隊、韓国軍など多くのアメリカの同盟国で使用されて、ベトナム戦争終結の頃まで第一線で活躍した。

 

 

こちらが、コブレンツ国防技術博物館[Die Wehrtechnische Studiensammlung Koblenz]のホームページ。英語版とドイツ語版しかない。でも、どのような展示物があるかはわかると思う。

 

www.vffwts.de