Deutschland-Lab

歴史や文化、スポーツなどドイツに関する情報まとめサイト

どういうブログを書くと多くの読者を獲得できるのか?

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ちょっと、この[Deutschland-Lab]というブログを書いていく方針を書かせてもらいます。どういうブログを書くつもりなのか、どういうブログが多くの読者を早期に多く獲得できるのかということです。

 

「日本はすごくいい国で、一方でドイツを始めとするヨーロッパは全くダメな国」ということを書けば、ネトウヨなどの人々は喜んで僕のブログを読むだろうが、それは事実とは違うので書きたくない。これは逆も全く同じこと。

 


僕がかつて書いていた他のブログサイトに、「ドイツにゲイの首相が誕生する?!」という記事をアップしたら、極端な右翼、国粋主義者の人からこういうレスがあった。

その内容は、
「今のドイツに真の言論の自由はない。ナチスの罪状をよく調べるましょう。それに比べて、アジアと有色人種の解放のために戦った日本軍は全く違うのです。あなたも大日本帝国の名誉を回復して、子孫のために立派な日本を語り継ぐ運動に参加しませんか?」
ということだった。

全く、ドイツの政治、現代史に関する記事をアップしただけで、どうして、こういう日本の極右・国粋主義者からの勘違いのレスが付くのか!?僕は共産、社民、その他の反日勢力が嫌いだけど、極端な右翼主義者、ネトウヨも嫌いであり、山本五十六のような戦前の海軍条約派の提督たちを尊敬する右翼穏健派なんだけど。こんな勘違いのネトウヨのレスが付くのなら、政治関係の記事は何も書けなくなってしまうじゃないか。まあ、ネットには色んな人がいるから、仕方がないのだろうけど。(苦笑)


その極右主義者たちのサイトを見ると、不勉強なことは一目瞭然だった。
「シベリア抑留では、ロシア兵は日本兵には残酷な仕打ちをしたけど、同じ白人であるドイツ兵には親切だった」
「サイパン、沖縄戦では多くの日本人が集団自決をしたが、アメリカ兵というのは日本女性を捕まえると手当たり次第に強姦して、捕虜にした日本兵は尋問が終わるとすぐに銃殺するような、まさに鬼畜集団であり、日本人たちの集団自決はやむを得ないことだったのだ。それに比べて、日本兵はいかなる戦場でも敵の女性を辱しめたり、敵兵を虐殺したことはなかった」
このような、“電波”満開のサイトだったので、そのようなサイトにコメントするのは、あまりにもアホらしいとすら思った。(苦笑)

ただ、あそこまで勘違いしていると、なんだか「うらやましい」という気分にもなった。第二次大戦中に正義の味方の日本軍が悪の権化である白人を成敗したと本気で信じていれば、ちょっと楽しいかもしれない。そしてそのサイトの“信者”のような人も何人かいて、
「今日の記事も本当に素晴らしいです。アジアと世界解放のために戦った日本兵たちも、草葉の陰で喜んでいると思います」
というようなコメントを残していた。なんだか、オ○ム真理教の全盛期みたいだ。(苦笑)

 

 

「日本軍は有色人種解放のために戦ったから、ヨーロッパ征服とユダヤ人迫害のために戦ったナチスドイツとは違う」というのは嘘。第二次大戦に日本軍が参戦したのは、ヨーロッパでのドイツ軍の快進撃に刺激されたからだった。

 


だが、現実は、日本軍の第世界二次大戦での勝利というのは、ドイツ軍のヨーロッパでの快進撃に完全に依存していたのであり、ヒトラーと会談してナチスドイツ軍の強さを目の当たりにしたベルリンの大島大使がナチスドイツとの軍事同盟を強く要請して、軍事同盟が結ばれた後に松岡洋右外相がベルリンを訪れて大歓迎を受けたのも当然のことだった。

もしどうしても、
「日本軍は有色人種の解放のために戦った。日本軍とナチス・ドイツ軍は違う」
と主張したいのなら、真珠湾攻撃の前に、ヒトラーのナチス・ドイツとムッソリーニのイタリアとの軍事同盟を破棄しなければならなかった。だが、日本政府にはそれをするつもりは全くなかった。だから、やはり、ヨーロッパ戦線でのドイツ軍を始めとする枢軸国の勝利を期待していたということになる。そして、その枢軸国は鬼畜米英と同じような白人国家だった.

それでこういう「トンデモ本」を書いているのは、ねずさん(ねずきち)、KAZUYA、竹田恒泰、倉山満などの極右主義者なのだが、彼らはこういうことをブログに書き、ニコ生の配信で発言することで金を稼いでいる。その稼いでいる金額は500万円から1,000万円ほどと言われている。彼らはだいたい20万人ほどの無学で狂信的なネトウヨ信者にフォローされることにより、今でも大金を稼いでいる。

 

 

「負けるはずがなかった大東亜戦争」のようなドンデモ本は売れるが、第二次大戦の歴史を正しく詳しく描いた戦記本はあまり売れない。

 


その一方で、日本軍、ドイツ軍などの明細で正しい戦記というのはあまり売れず、僕が交流していたけど、お亡くなりになったナチスドイツ軍に詳しい某氏、同じく僕が交流している「ラスト・オブ・カンプグルッペ」を書いておられるTYさんのような、そういう本を書いている方々はあまり金を儲けることができない。なぜなら、日本軍とドイツ軍の一次資料を参考にした戦記というのは日本軍とドイツ軍の失敗についても書かなければならず、最低でもそれらの資料を読んで理解できるだけのドイツ語力と英語力がなければならない。「日本軍もドイツ軍もこんなにすごく強かった」というトンデモ本、トンデモブログほどは売れないし、読者もつかないからだ。「正直者はバカを見る」ということの典型的な例だろう。

なぜ、史実に忠実な本よりもトンデモ本の方が人気があって売れるかというと、そこにはゲッベルス、ヒトラーなどが宣伝と演説で用いた方法がそのまま使われているからだ。
「大衆は愚かである」
「どんな嘘も100回つけば嘘でなくなる」
「大きな嘘であればあるほど、大衆は騙されやすい」
このような法則を用いれば、一部の無学な右翼信者を獲得することができる。倉山満が書いた「負けるはずがなかった大東亜戦争」、ねずさんが書いた「昔も今も凄いぞ日本人」、川口マーン恵美が書いた「住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」などのトンデモ本は、そのいい例だろう。僕もドイツに1年ほど住んだけど僕なら、「住んでみたドイツ 5勝5敗で日本と引き分け 日本にドイツにも良い点と悪い点がある」という本を書くだろう。でも、こういう中立的な視点で書いた本は、極右か極左に偏ったトンデモ本ほどは売れないということが、今までのベストセラーの傾向からわかっている。(苦笑)

そして、この法則はユーチューバー、ブロガーにも当てはまる。だいたい、10万人以上のフォロワーを獲得している政治系ユーチューバー、ブロガーというのは、「トンデモ右翼」か「トンデモ左翼」が多い。何のソースも出さず、どこの大学教授とも対談せずに自分の意見をただYouTubeとブログで述べているだけで、「日本は凄くて日本の敵(韓国、中国、時にはアメリカ)はひどい国だ」という同じような主張ばかりを山手線トークのように繰り返している。これで20万人以上のフォロワーがつくというのだから、一般大衆は本当に騙されやすい。


ただしこれは左翼のやり方も全く同じで、「安部政権、自民党政権はよくない」「ドイツは戦争犯罪をよく反省をしているが、日本は全く反省していない」という主張をバカの一つ覚えのように繰り返すだけで、YOUTUBEとブログで10万人以上のフォロワーがつく。こちらもやはり騙されやすい。熊谷徹というドイツ在住の左翼ジャーナリストが書いた「ドイツは過去とどう向き合ってきたか」という本があるが、この本もドイツがよく戦争の反省しているということを、かなり偏った取材をして書いてるだけだ。一方で同じくドイツ在住でもクライン孝子という右翼思想の方は、熊谷徹の主張を完全に否定するような本を書いている。

 

僕のドイツ人友達で職業が医者で、武装親衛隊のリエナクトメント(ヒストリカルゲームのようなもの)を主宰している人がいるが、彼はドイツ国内では親衛隊のリエナクトメントが法律で禁止されていて出来ないので、妻の祖国であるスロバキアかチ隣のェコで行っている。そして、毎年、彼が町の広場で武装親衛隊のリエナクトメントを行うと、数百人の観客が見物して拍手喝采を送る。はるばるドイツからスロバキアまで、彼が行うリエナクトメントを見るために家族でやってくるドイツ人の友達もいると彼は言っていた。「俺の家はプロシア帝国の時代から代々軍人の家系であり、おじいさんはアインザッツグルッペンに所属していた親衛隊将校だったから、武装親衛隊のリエナクトメントを主宰するのが夢だったんだ」と彼は僕に語っていた。もちろん、彼と彼の家族は全員が右翼思想であり、日独軍事同盟があったので、僕のような右翼思想の日本人を歓迎している。

 

「嘘は大きければ大きいほどいい」というヒトラーの言葉は、今の人気があるユーチューバー、ブロガーなどにも当てはまる。


とにかく、歴史書、歴史ドキュメントなどは世界で認められている有名大学教授、大手放送局が1次資料を基に作成したものを信じるべきだ。或いは、もっと正確に知りたければ、実際に自分で現地に行って多くの現地の人に調査を行うなど、綿密な聞き込み調査などを行わないといけない。中途半端なフリージャーナリスト、ユーチューバー、ブロガーなどが書いたようなトンデモ本、動画などは国際的な学会では認められていない意見ばかりだ。

僕もドイツに1年住んでドイツ人の友達が多くて、他の日本人が体験できないような貴重でも面白い体験をしているから、「その体験を本に書いたりブログサイトを作って、多くの人たちに紹介してみませんか?」などと知り合いから勧められていました。だから、この[Deutscvhland-Lab」ではなるべく中立の視点で書くつもりです。

 

 

写真上はドイツのドレスデンにあるフラウエン教会で、日本語では聖母教会と訳されている。この教会は日本でいうと広島の原爆ドームのような建物であり、1945年2月13日のイギリス空軍のよるドレスデンへの無差別爆撃で完全に破壊されたが、東西ドイツ統一後の2005年に再建された。毎年、2月13日のドレスデン爆撃追悼記念日には多くのドイツの過激な右翼団体が追悼に訪れて、その一方で右翼の活動を阻止しようと過激な左翼団体も訪れている。左翼団体の中には、「ありがとう、ハリス将軍(指揮官だったイギリス空軍の将軍)。もう一度爆撃してくれ」という垂れ幕を掲げる人たちまでいる。毎年、こんな面倒な騒動になるから、ドレスデン市民は警察の指導の下に手を繋いで人間の鎖を作って、ドレスデン中心部に過激な政治団体が入れないようにしている。

 

 

最後に、僕のブログを訪れてくれてありがとうございます。この記事のようにドイツにいた時に多くの人と交流した時の体験談以外にも、ドイツで10試合ほどブンデスリーガの試合を観戦していて、ドイツサッカーが好きな方に対して色々と興味深いブログ記事を書いているので、時間があったら他の記事も読んでみてください。ブログ記事の感想のコメントを書いてもらうと嬉しいです。ドイツ語の勉強の方法、ナチスドイツ軍に関する記事も書いてますし、これからもそういう記事を書いていきます。

 

 

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