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【ヒトラー】戦争映画でドイツ軍が勝つ話はないのか?

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第二次世界大戦の戦争映画というと、いつも連合軍が苦戦の末にドイツ軍か日本軍に勝つというワンパターンの話ばかりですよね。第二次世界大戦の戦争映画をたくさん見ている人なら、こういうワンパターンな話にはウンザリしているかもしれませんね。(苦笑)

戦争映画は日本とドイツが負けるワンパターンばかり。ヒトラー率いるドイツ軍がラストに勝つという映画はないのか?

 

僕がかつて他ののブログで色んな人と交流をしていた時に、戦争映画とアクション映画が好きな女子高生と女子大生からこういうメッセージを貰いました。
「あなたはナチスドイツ軍に詳しくてドイツ語も喋れるので、質問してよろしいでしょうか?ドイツ軍は第二次世界大戦の途中までは勝っていたのに、なんで、ドイツ軍が勝つ戦争映画はないのでしょうか?第二次世界大戦の戦争映画というと、いつもハリウッド制作の連合軍勝利の話ばかりなので、ワンパターンで飽きました。ハリウッドにはアメリカ人、特に『プライベート・ライアン』を監督したスピルバーグのようなユダヤ系アメリカ人の監督が多いから、ドイツ軍が勝つ映画の制作は無理なのでしょうが、ドイツ製の映画でドイツ軍が勝つ映画はないのでしょうか?

『Uボート』『ヒトラー最期の12日間』はドイツ制作映画で既に見たけど、やはり、ナチスドイツ軍が負ける話でした。『遠すぎた橋』はドイツ軍が勝つ話だったけど、ドイツ軍が勝ってしまって残念だみたいな終わり方でした。『バルジ大作戦』ではドイツ軍機甲部隊が無敵の強さで快進撃をして、『この映画では最後はドイツ軍が勝つんだろう』と確信しましたが、最後は戦車の燃料切れというビックリする終わり方でドイツ軍が負けました。

 

歴史を学んで、ヒトラー、ナチズムが悪い事をしたのは知っているが、たまにはラストでナチスドイツ軍が勝つ映画が見たい


私は別にネオナチとかヒトラー崇拝とか危険思想の持ち主ではなくて、政治的には平和主義者で外国人と仲良くするべきだと思っているし、日本軍とドイツ軍が残酷な戦争犯罪をしたことも知ってます。ですが、いつも連合軍が勝ってドイツ軍が負けてばかりで、なんかドイツ軍が可哀そうに思えます。最近はハリウッド制作の戦争映画を見ると、ドイツ兵と日本兵がいつも悪役で可哀そうだとすら思います。ドイツ製の戦争映画などでドイツ軍が勝って、ドイツ兵とドイツ人が喜んでハッピーエンドという変わったストーリーの映画はないのでしょうか?」

まあね、ユダヤ系映画関係者が多いハリウッド制作の戦争映画は、やはり最後は枢軸国側のドイツ軍と日本軍が負けて連合軍が世界を解放したという話が多いですから、彼女らがそう思うのも当然だと思います。(苦笑)「バルジ大作戦」については、「歴史的事実でも最後にドイツ軍機甲部隊が燃料切れで攻撃が失敗したし、ドイツ軍がアメリカ軍の燃料集積所を占領しようとして、ドラム缶を燃やされて占領に失敗したことは本当にあった」と彼女らに教えると、「本当にあったんですか!」と言ってビックリしてました。

 

ドイツ政府は反ナチス政策に厳しく政治的な理由でナチスドイツ軍が勝つ映画は作れない

 

それで、僕がフェイスブックで交流している右翼思想のドイツ人たちに、ドイツ語でこの質問をしたら、
「ドイツでは反ナチズムの法律が多くて、『ナチスドイツ時代を讃えるような映画、ドキュメントを作ってはいけない』という法律があるから、ドイツの映画会社もドイツ軍が勝つような映画は作れない」
という返答の書き込みがありました。

そこで、僕が既に知っていたドイツ軍が主役の映画とドイツ人の知り合いから教えられたドイツ軍が主役の映画を、ドイツ軍が好きな女子高生と女子大生たちに教えてあげました。「史上最大の作戦」、「空軍大戦略」、「戦争のはらわた」のような有名な戦争映画でドイツ軍が描かれている映画はもう見たことがあったというので、それ以外の戦争映画を教えてあげました。

「撃墜王アフリカの星」、「スターリングラード」(1993年製のドイツ映画)、「ジェネレーション・ウォー」(原題は[Unsere Vaeter, Unsere Muetter](我らの父親たちと母親たち))を教えてあげました。彼女らはかなり喜んでいて、レンタルで借りて見た後も「こういう映画のような、ドイツ側から見た第二次世界大戦の映画を見たかったのです。ありがとうございます」と言って喜んでました。

これらの映画以外にも「U47出撃せよ」、「08/15」シリーズなどもあるけど、日本ではこれらの映画の日本語字幕付きのDVDを見つけるのは難しいです。

 

 

上の写真はドイツのミュンヘンにあるババリア・フィルム・スタジオに展示されている、映画「Uボート」の撮影で使われたUボートの模型。Uボートとはドイツ語で「潜水艦」の意味。映画「Uボート」は第二次大戦をドイツ側の視点から描いた映画で、今までのドイツ映画の中で最もヒットした映画。下のイラストは説明はいらないと思うけど、映画の都のハリウッドを表している。書かなくともわかると思うけど、ハリウッド制作の戦争映画は米英連合軍が英雄という映画が多い。

 

 

最後に、僕のブログを訪れてくれてありがとうございます。僕は子供の頃からティガー戦車、メッサーシュミット戦闘機などの模型を作っていた軍事マニアなので、ナチスドイツ軍に関するブログ記事を書いてますが、それ以外にも、ドイツで10試合ほどブンデスリーガの試合を観戦していて、ドイツサッカーが好きな方に対して色々と興味深いブログ記事を書いているので、時間があったら他の記事も読んでみてください。ドイツ語の勉強の方法、ドイツに1年間ほど滞在した時の経験談などの記事も書いてますし、これからもそういう記事を書いていきます。

 

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